判決文が届きました。 - 実録!過払い請求

実録!過払い請求

裁判所から判決文が郵送されてきました。会社更生法の適用が決まっているので、あまり意味が無いものですが、一つの区切りです。

判決文 - 全てが認められた

会社更生法の適用が決まり、保留になっていた裁判所からの判決文が、ようやく届きました。

主文を確認すると、

  1. 被告は、原告に対し、85万円及び内金76万円に対する平成22年3月20日から支払い済みまで年5%の利息を支払え。
  2. 訴訟費用は、武富士の負担。
  3. 第一項に限り、仮に執行することができる。

こちらの主張が裁判所に全面的に認められました。
判決の内容は完全勝利です。

しかし、会社更生法の適用が決まっている武富士。
更生手続に則って、債権の届出をしても、全ての過払い金が返還されることはありません。判決では完全勝利なのに、実質、お金が戻ってくることはないのですから、ある意味完敗ですね。

こうなるなら、もっと早く結審するようにもっていけば良かったです。

判決文の詳細について

ココからの内容は、管理人に届いた過払い請求の判決文の内容について触れています。
興味がある人は、読んでいただければ。
内容的には武富士以外のキャッシング会社に過払い請求をした場合でも触れてきそうな所だと思うので、参考になれば良いなぁと思っています。

武富士が最後まで、争ってきたのは下記の2項目。

  1. 悪意の受益者
  2. 一連取引か4つの個別取引か

悪意の受益者については、みなし弁済の適用があるとの認識に至ったことにつき、やむを得ない特段の事情があると主張する武富士に対して、裁判所は

  1. 貸金業法43条所定のみなし弁済適用要件に該当する具体的事実の主張、立証をしていない。
  2. 同条項の規定の適用があるとの認識を有し、その様な認識を有することに相当な事情があることを認めるに足りる立証をしていない。

という点を挙げて武富士の主張を認めず、悪意の受益者として認めました。

一連取引か個別取引かの判断について武富士側は、

  1. 8ヶ月間の空白期間がある。
  2. 契約書を新たに交わしている。

などの点から個別取引を主張して、取引の一部が消滅時効にかかる点を指摘していました。

それに対して、管理人側は下記内容で反論。

  1. 8ヶ月の空白期間があるが解約意思とは無関係
  2. 契約書のカード発行区分が「既存」となっていることから、武富士も一連取引を認識していたはず。
  3. 信用情報機関から取り寄せた記録の提出。

裁判所も管理人側の主張と信用情報機関の記録から全面的に受け入れてくれました。

後日、判決文をスキャンして、公開しますので興味のある方はお読み下さい。